vol.6 ジギング 




ご無沙汰しておりました。久しぶりに書くことにしました。
ここのところ,秋のジギングに夢中で,ペンが,いやキーボードが遠ざかっていました。
悲しいことに,一人前の釣果には恵まれず,心は冬眠直前まで行き着いてしまいました。
しかたなく書いてる・・・そんな感じでしょうか?(笑)


それにしても,このところのジギング人気には,驚かされています。
明らかに以前の様子とは変わってきました。

まず,乗り合い船の増加です。
チャーターならまだしも,乗り合いで商売を成立させるには
それなりの需要が必要です。
それが,日本各地に出現してるのですから!

次に女性客の進出です。
一般的な漁船(?)には,トイレが付いていない場合が多かったのですが,
最近では,トイレはもちろん,エアコン,電子レンジ,ポットなど,
充実した装備で,お客を迎える船が増えました。
なによりも,このことは大きな影響を与えていると思われます。
(コジマレイコのような人は稀少ですが・・・)

更には,サイクルが短くなってきた,タックルのモデルチェンジ・ニューモデルの発売
次々と登場する新メーカー(怪しいモノ多し・・・)
多様性豊かなタックル群
書店に並ぶ雑誌の種類の増加
書き上げればキリがありません。
一時期のバス業界に似ていますね。

これらのことは,ジギングが盛んになってきたことを証明しています。
といっても,週末の予約が取りにくくなった状況を見れば,誰にでも分かりますよね。

(なんて長い前振りだろう・・・笑)


それもこれも,
ジギングが「Light」なコトの証です。
(何事にも例外はありますが)

ジギングはLightです。
なにしろ,
キャスティングができない人でも,(落とすだけです。)
魚がどこにいるか知らない人でも,(船頭さんにお任せです。)
道具がない人でも,(レンタタックルがあります。)
糸が結べない人でも,(上に同じです。)
エサが付けられない人でも,(エサはつけなくていいです。)

どうです?Lightでしょ!
特に,キャストできなくてもいいところはビギナーにやさしい。
流行る訳ですよね。


ただ,こうやってLightな面だけ挙げてもなんなんで,
Heavyな場合もあります。

好きな時間に釣りができない。(決まっています。)
好きな場所で釣りができない。(同船者は運命共同体です。)
船酔いがある。(弱い人にはEx Heavy!)
予定を早めに立てないといけない。(思い立ってすぐに!とはいきません。)
お金がかかる。(仕方ありません。)
ポイントが深いと・・・(重労働になります。)
潮が速いと・・・(サイフに響きます。)

・・・ここから番外編・・・
船頭さんが気むずかしい。(疲れます。)
同船者が気むずかしい。(疲れます。)
人のタックルと比べてしまう。(欲しくなって,サイフに響きます。)
同船者が釣る。(複雑な心境になります。)
自分だけ釣れないことがある。(情けなくなります。)
・・・思い当たること,ありませんか?(笑)・・・

これらのような例外を除き,
おおむねジギング(近海)はLightなゲームなのです!
万歳!(?)

なんだか,書きながら
ジギングって大変だなあ・・・って思っちゃいました。



それにしても,
ナイロンラインを8フィートロッドでしゃくっていた頃からすると,
楽になりました。

考えた人はエライ!!
ジギング万歳!!

・・・ということで,今日はこの辺で。
はあ・・・釣れないなあ・・・(悲)







2001.12.2  22:23



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